TX-022-86

カニショール

ウール100%

105cm×210cmぐらい

黒系


21990円


地上の楽園「カシミール」の特産工芸である「ジャマワール」。そもそも『ジャマワール』とはショールを意味するものです。カシミールの王侯貴族たちはこの生地を「ワール」単位で購入して「ジャマ(ガウン、ローブ)」として使っていたためそれらを「ジャマワール」と呼ぶようになったのです。ショールとしては最高のものといわれる「ジャマワール」は15世紀の初め頃から作られ始めたといわれています。ひとつのショールを完成するのに数年もかかる非常に手のこんだ作業です。ジャマワールを作り上げる過程で、技術者たちはほとんど盲になってしまうというほどに過酷なものでもあったのです。この非常に美しいジャマワールを「発見」したヨーロッパ人が自分達でも作り上げたのが「ペイズリー」です。ペイズリーとは、最初にジャマワールのコピーが作られたスコットランドの地名から得たものです。ペイズリーが6〜12色ぐらいしか使わないのに比べてオリジナルのジャマワールは250色も使うということだけでもその凄さが分かると思います。今ではそういうオリジナルのジャマワールは美術品としてしかなかなか見る事が出来なくなってしまいました。

ジャマワールと呼ばれるものの中にカニショール(Kani Shawl)と呼ばれるショールがあります。身体に巻くようにして使う大判の布です。機を織る際に緯糸を経糸の間にくぐらせるために使われる道具を杼(シャトル)と呼びますが、このシャトルの代りにカニと呼ばれる独特な小さな木製スティックを使って緯糸をくぐらせていきます。多色使いの複雑な紋様では、それぞれの色の糸ごとに50個のカニを使って織り上げていくこともあります。そのような複雑な高度な織物を作り上げるには、熟練の織り手が一日かかって1インチがやっとなほどなのです。


完売しました!


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